The post モダン・エレクトリック・ベース first appeared on ジャコ・パストリアスの肖像.
]]>「フィンガリング」、「スケール」、「ダブルストップ」、「アルペジオ」、
「ミュート」、「ハーモニクス」と言ったテクニックについて、
ジャコ自身が演奏しながら、解説している。
「ドナ・リー」を完璧に弾きこなすようになるまで、9年の歳月を費やしたこと、
音楽性やテクニックは「努力」によって身につけたとの話に、
天才と言われたジャコも、その努力によって支えられていたことが分かる。
ジョン・コルトレーンの「ネイマ」、「コンティニューム」を演奏している。
ジョン・スコフィールド(g)、ケンウッド・デナード(ds)を迎えての
ジャム・セッションでは、独創的な演奏がみられる。
「リバティ・シティ」は、ジャコ自身によるピアノソロが聴ける。
ジャコのテクニックが目前で披露される貴重な教則映像である。
1985年に収録された作品で、ジャコが亡くなる1987年のわずか2年前の映像である。

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]]>The post ライブ・イン・モントリオール 1982 first appeared on ジャコ・パストリアスの肖像.
]]>「ドナ・リー」では、ボブ・ミンツァーのバス・クラリネットで始まる。
ランディー・ブレッカー(tp)のアドリブも加わり、最後にジャコが登場。
印象的なテーマがスタートするが、3人の正確で一糸乱れぬユニゾンが素晴らしい。
ラストの「ファニー・メイ」では、ジャコのヴォーカルを聴くことができる。
エンターテナーとしての性格が感じられ、ハッピーな姿を見ることができる。
ピーター・アースキン(ds)、ドン・アライアス(perc)、オセロ・モリノウ(steel-pan)、
という、長年の盟友と一緒に演奏する姿を見ると、
ジャコがもう少し存命してくれたら、どんな音楽が生まれていたかと惜しまれる。

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]]>The post シャドウズ・アンド・ライト 1979 first appeared on ジャコ・パストリアスの肖像.
]]>このライヴは、豪華なメンバーが集まっており、パット・メセニー(g)、
マイケル・ブレッカー(ts.ss)、ライル・メイズ(p)、ドン・アライアス(ds)
といったメンバーがサポートしている。
まさに、ドリーム・チームによる演奏である。
その中で、すべての曲で、ジャコの素晴らしいプレイが展開されている。
「フランスの恋人たち」では、フレッテッド・ベースの演奏で、
ミュートを用いたプレイは、独特のリズムを産み出している。
「コヨーテ」では、フレットレスの美しいメロディと、透き通るような
ハーモニクスが、ジャコの個性を際立たせる。
「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」は、チャールズ・ミンガスの曲。
ジャコのプレイに、マイケル・ブレッカーのソロが加わる。
「ジャコ・パストリアス・ソロ」は、得意のパーフォーマンス。
ディレイとディストーションを使い、ループに乗せた、ジャコの専売特許のソロだ。
ポップス、フォーク、ジャスなどのジャンルを超越したジョニ・ミッチェルの
サウンドには、ジャコの個性がマッチしている。

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]]>The post フォアキャスト・トゥモロウ 1978 first appeared on ジャコ・パストリアスの肖像.
]]>このライヴでは、すっかりウェザー・リポートの中心メンバーとなっていた
ジャコの姿がみられ、その存在感は2年前のステージとは比較にならない。
派手なパフォーマンスにはびっくりさせられる。
1曲目の「ブラック・マーケット」では、フェンダー・ジャズベース(フレッテッド)
で登場している。(フレットレスではない!)
ジャコは、独特な音色と強烈なリズムでバンドを引っ張っている。
2曲目からは、フレットレスに持ち替えて、ジャコ特有の甘い音色を出している。
特に、5曲目の「お前のしるし」は、美しいベースのトーンが最高だ。
これほど美しいジャズの名曲は、他にはない唯一無二のものである。
ベースを床においてのパフォーマンスは、サービス精神旺盛なジャコの
性格がよく現れていて、アンプの上から飛び降りるアクションには
びっくりした。
12曲目の「ティーン・タウン」では、あの難しい運指の曲を
いとも簡単に弾きこなしている。
史上最強のジャズ・バンドの一員として、頂点に上り詰めたジャコの姿が
存分に楽しめるDVDで、とても貴重な映像である。

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]]>The post ライブ・アット・モントルー1976 first appeared on ジャコ・パストリアスの肖像.
]]>「ライブ・アット・モントルー1976」は、
1976年、モントルーでのライヴ映像を収めた作品。
ジャコは、ウェザー・リポートに正式加入してから3か月しか経っていない。
ジョー・ザヴィヌル(kb)、ウェイン・ショーター(ts.ss)といった
ベテラン・ミュージシャンに交じって、このとき弱冠25歳。
しかし、圧倒的な存在感を放っている。
ジャコ作曲の「バーバリー・コースト」では、その特徴あるベース・トーンで始まり、
途中からテンポ・チェンジしてからは、歯切れのよい16ビートで、
次から次へと追いかけてくるような演奏は見事。
ドラム、パーカッション、ベースが、ラストにかけて最高潮に走りぬく。
「キャノン・ボール」では、イントロのジャコの柔らかく温かい音色のベースに
うっとりとするような感動を覚える。
とても30年以上前の音楽とは思えない躍動感があり、ジャコの若いエネルギーを感じる。
ファンとしては最高のDVD作品だ。

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